パレスチナ/イスラエルに関連する注目の書籍

『イスラエル』

臼杵陽

世界各地から来る「ユダヤ人」によって作られたイスラエル国家はいま「ユダヤ国家」という理念と多文化化・多民族化する現実とのはざまで分裂状態にある。建前として民主主義を標榜しながら、いまだ戦争や植民地主義や人種主義に命運をたくす特異な国家イスラエルで何が起きているのか。シオニズムの論理、建国に至る力学、アラブ諸国との戦争、新しい移民の波、宗教勢力の伸張、和平の試みと破綻など、イスラエル現代史を整理する。

2009年4月 岩波新書