パレスチナ/イスラエルに関連する注目の書籍

『イスラームはなぜ敵とされたのか』憎悪の系譜学

臼杵陽

われわれの味方でなければテロリストの味方だ。いまや「対テロ戦争」として世界中に拡大するにいたったイスラームへの迫害。その根底にある排除の力学。ヨーロッパの近代化の過程で起きた反ユダヤ主義の問題から説き起こし、シオニズムとイスラエル建国の問題、パレスチナ/イスラエル紛争を経由して欧米のイスラモフォビア(イスラーム憎悪)がいかに生じたのかを、歴史・思想・政治などさまざまな面から解明し世界史認識や日本の政策までを広く深く問う画期的著作。

2009年8月 青土社