パレスチナ/イスラエルに関連する注目の書籍

『トーラーの名において』シオニズムに対するユダヤ教の抵抗の歴史

ヤコヴ・M・ラブキン/Yakov M. Rabkin

菅野賢治 訳

イスラエルとユダヤ教/ユダヤ人とを直に結びつけようと図るシオニズムの誇大広告に抗して、シオニズム運動とイスラエル建国がいかにユダヤの教義トーラーに反すると考えられてきたかを歴史的に辿り、解き明かす。シオニストによる宣伝やそれを真に受けた世界的な認識に反して「中東紛争はイスラム教徒とユダヤ教徒との宗教紛争ではない。両者は何世紀にもわたって共生、共存してきた。これは、一握りのシオニストが武力を行使してパレスチナ人を追い出し武力で国家を樹立したために起きた極めて単純な人権問題で、パレスチナ自治政府やハマスのせいで紛争が続いているのではない」と言う著者は、カナダのモントリオール大学でユダヤ人の歴史を教える敬虔なユダヤ教徒。

参考サイト

2010年4月 平凡社