2008.05.13

ガザ地区は極限状態
Posted by:早尾
近いうちにもう少しまとまった文章をスタッフノートのほうに出しますが、まずはこちらで簡単に触れておきます。
ガザ地区の封鎖は極限状態に達しており、とくに燃料欠乏は、タクシーなどのガソリンだけでなく、日常食のパンを焼く火力や、発電のエネルギーにも壊滅的なダメージを与えており、パン屋や病院までも機能不全に陥っています。
こうした事態は、日本の新聞各紙やイスラエルのハアレツを読んでいても見えてきません。 International Meddle East Media Center や The Palestinian Information Center などが、細かく事態をフォローしています。
【追記】
スタッフノートに 「ガザのホロコースト」 として文章をアップしました。そちらをお読みいただければと思います。
2008.05.02

早尾貴紀『ユダヤとイスラエルのあいだ』(青土社)、刊行
Posted by:早尾貴紀
宣伝で恐縮です。
私、早尾が書いてきたイスラエル国家の歴史と現在に関する論考を、一冊の本としてリライトしてまとめました。
早尾貴紀(著)、『ユダヤとイスラエルのあいだ――民族/国民のアポリア』、青土社、2008年、2600円
建国60年を迎えるユダヤ人国家の矛盾を、建国時から現在まで論じます。
いずれスタッフノートに著者解題でも書こうと思いますが、とりあえず刊行のお知らせまで。
2008.04.20

週刊金曜日で「回廊構想」批判の対談
Posted by:早尾貴紀
雑誌 『週刊金曜日』 の4月18日号に、早尾貴紀とジャーナリストの小田切拓氏とが、対談形式で、 「平和と繁栄の回廊」構想 を厳しく批判しています。
小田切拓・早尾貴紀
「対論 パレスチナODA「回廊構想」で一線を越えた日本」
この計画がいかに不透明な経緯で形づくられてきたのか、そしていかに危険なのか、率直に語り合っています。ぜひお読みください。
2008.02.25

224名※の連名でオルメルト首相来日に反対する要望書を提出
Posted by:役重
イスラエルのオルメルト首相が25日から28日にかけて来日し、福田首相やライス米国務長官との会談が予定されています。これに対して、パレスチナの平和を考える会の有志などによる呼びかけにより、福田首相・高村外相宛の要望書を224人※の連名で提出しました。
※当初、215名としていましたが、その後、追加分の署名を加えて、224人分の署名で2月25日に再提出しました。
内容は、オルメルト氏の来日に反対するのと同時に、来日したとしても、パレスチナ人の権利を守り、イスラエルの戦争政策を阻止するよう、日本政府としての意思表示をしろ、というものです。
具体的には、 1)バラク国防相が実行しようとしているイスラエル軍のガザ侵攻阻止 2)東エルサレムを中心とした入植地拡大の動きへの抗議 3)東エルサレムおよびヨルダン渓谷を中心に頻発している家屋破壊への抗議 の3点が要望の中心テーマとなっています。特にガザ情勢に関しては、今回のオルメルト・ライス会談が今後の帰趨にとって大きな意味を持つものと思われます。イスラエルのガザ侵攻は、ガザ住民の人道状況の破局やハマース政権の存続の危機を意味するだけでなく、中東全域を不安定化し、戦争に巻き込んでいく危険性さえもあり、絶対に阻止しなければならないことです。
急遽決まった取り組みにも関わらず、わずか36時間足らずの間に200人以上の賛同者を募ることができたのは、それだけ現状への危機感を抱いている方々が多いということなのだと思いました。この間、多くの方にメールの転送・転載などのかたちで協力していただきました。心から御礼申し上げます。
より詳しい内容は以下のサイトをご覧ください。
http://palestine-forum.org/doc/2008/0225-olmert.html (別のウインドウで開きます)
2007.12.29

『月刊オルタ12月号』で回廊構想特集!
Posted by:情報センター・スタッフ

『月刊オルタ12月号』 の特集が、「パレスチナ[平和と繁栄の回廊]構想」。注目です。
とうとう雑誌の特集でも回廊構想を取り上げたところが出てきました。月刊オルタは、これまでもODA問題を批判的に扱ってきたところですから、この問題で特集を出すには最適の雑誌だと思います。
以下が特集の中身です。先日来日し、各地で講演をされた「反アパルトヘイトウォール草の根キャンペーン」のファトヒさんのインタヴューも掲載されています。
◇役重善洋「占領下の「援助」はなにをもたらすか」
◇早尾貴紀「運命づけられた失敗ーーオスロ和平合意を反復する「回廊構想」」
◇神田浩史「誰のためのODA?」
◇ファトヒ・クデイラート「真の支援への転換は可能か」
◇国連IRINレポート「ヨルダン渓谷の村々の苦境」
役重、早尾と情報センターのスタッフも特集に参加しています。
回廊構想問題に注目するみなさん、ぜひお買い求めください。また周囲に宣伝してください。雑誌媒体で特集まで組まれた初めてのケースだと思います。これを起点に、議論を喚起していきましょう。


