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2006.04.04

オリーブ山(東エルサレム)に入植地

Posted by:情報センター・スタッフ

 4月3日のハアレツによると、東エルサレムの旧市街に隣接するオリーブ山地区(もちろんパレスチナ人の居住区)の建物二棟が、ユダヤ人入植者によって占拠された。所有者のパレスチナ人の家族のところに、突然30万ドル(3500万円)の現金を持った男が現れ、買収を持ちかけられたのを拒否。しかし、知らないうちに年老いた母親が売買の書類にサインを無理やりさせられており、「すでにこの二棟は売却された」と宣告をされたとのこと。
 今後、ユダヤ人ら数家族が入居していく予定とされており、警備員も配置され、いわゆる「アウトポスト」(ユダヤ人の前哨基地)としての役割を担っていくことになる。

 同時に、やはり旧市街に隣接するシルワーン地区の一棟も占拠された。シルワーン地区には、すでにユダヤ人入植地がある。だが、オリーブ山への入植が伝えられたのは、初めてのこととされる。
 東エルサレムのなかでも旧市街およびその周囲については、イスラエル側に併合することがユダヤ人の多く(極右ばかりでなく)に支持されている。こうした入植活動は、その一里塚になる。
 だが、入植地の建設も、東エルサレムの併合も、国際法違反であり、和平への妨げであることは明白である。こうした姿勢こそが、パレスチナ情勢を悪化させているということは、何度でも強調されなくてはならない。

【追記】
 オリーブ山の建物の元所有者は、「裏切り者」として誘拐・殺害されてしまった。続報は ここ 。パレスチナ内での処刑を批判する向きもあることは理解できるが、しかし、根本的にはユダヤ人の側のこうした強引な切り崩し政策に問題があるのは明らかだ。

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