・ 

2009.01.13

速報:2月のイスラエル総選挙にアラブ政党参加禁止!/追記:最高裁で棄却

Posted by:早尾貴紀

 イスラエルの中央選挙委員会は、来月2月10日にあるイスラエル総選挙(クネセト=国会の選挙、定数120)に、「アラブ政党」が参加することを禁止するという、歴史的転換点とも言える方針を決定した。
 もちろんアラブ政党は最高裁に提訴。判断が注目される。

 現在議席をもっている「アラブ政党」としては、かつてアズミ・ビシャーラが率いた(現在彼は政治亡命を余儀なくされた)タジャンモウ(3人)、そしてイスラーム・リスト(4人)の二つ。共産党系のジャブハ(3人)は事実上はアラブ政党に近いが、ユダヤ人との共存を掲げ、選挙リストも混淆になっているため、この処分には当たらないと見られるが、、、
 もちろん、労働党やカディマなどの一人としてアラブ人が候補者名簿に入ることはかまわない。

  ハアレツ紙の速報 によると、ガザ攻撃以来、イスラエル国内のアラブ人らによる抗議行動が激しくなり、国内のユダヤ人とアラブ人との緊張が高まっていることを反映しているという。

 建国以来、建前として、「ユダヤ人国家」という理念と「あらゆる市民の平等」という理念を矛盾させながら維持してきたイスラエルだが、ここにきて歴史的な転換点を向かえようとしている。昨年は、アズミ・ビシャーラの「追放」や、アラビア語を公用語から外すという動議もあったが、それらはその前兆であったとも言える。


 20日に最高裁で棄却された。
 当然と言えば当然の裁定だが、今後、何度でもこういった反動は出てくるだろう。

次の記事 → (ガザ侵攻関連:翻訳)医療スタッフを狙い撃ちするイスラエル兵

(ガザ侵攻関連:翻訳)12時間に及ぶ大規模なラファ空爆 ← 前の記事

トップページ


Powered by blosxom