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2010.03.11

東エルサレムの新入植地は1600棟ではない、50,000棟だ!

Posted by:情報センター・スタッフ

 久しぶりに、日本の新聞・テレビでも、イスラエルによる東エルサレムへの入植地計画の報道があった。それによると、超正統派のための住宅として1600棟の建築が承認されたといい、それが今後の和平交渉の障害になるだろう、と。たまたま、バイデン米副大統領の仲介とタイミングが重なったために、非難を受けるかたちになった。

 だが実のところ、建設が具体的に計画されていたり、建設準備段階にあったり、承認の検討がされている入植地は、東エルサレムで1600棟どころではない。50,000棟である。
 東エルサレムの入植地問題に取り組むNGO 「Ir Amim」 (「民の街」の意)によると、すでにギロに3000棟、ハル・ホマに1500棟、ピスガット・ゼエヴに1500棟、ギヴァット・ハマトスに3500棟、ラモットに1200棟、などなどが、具体的に規模拡大のための準備に入っており、かつ政府に承認を受ける手続きも進んでいるというのだ。
 他にもマアレ・ゼイティームやアタロットなども拡張計画が進んでおり、それらすべての数字を積み上げると軽く万単位になる。

 「和平交渉」のなかで、「西岸地区での入植地計画の凍結」が議論にあがっているが、イスラエルの立場では東エルサレムは「西岸地区」に含まれないため、凍結の範囲外ということになる。そのため、ますます拡大圧力が高まっているのだ。

(3月13日、ハアレツ紙などによる)

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メロン・ベンヴェニスティ氏、来日講演・対談企画(3月12〜16日) ← 前の記事

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