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ヨルダン渓谷地帯への最悪の占領生活を訴える(日本語ニュース付き)

Posted by:情報センター・スタッフ

Jordan Valley Soridarity

 ヨルダン渓谷地帯は、ヨルダン川西岸地区のなかで、ヨルダンとの国境地帯をなす低地。ユダヤ人の入植地がひじょうに多く、また「渓谷」と言っても、実は平坦な低地で農業に向いているため、ユダヤ人の農業プランテーションが広大に展開されている地帯である。
 国境地帯を制圧しつつ農業資源を収奪するという二重の目的で、この一帯はひじょうに厳しい占領統治政策が敷かれており、地元パレスチナ人に対する家屋破壊や農地没収や通行規制などの人権侵害が著しい。

 この地域出身でかつ 反アパルトヘイトウォール草の根キャンペーン というNGOのスタッフをしていたファトヒ・クデイラートさんが昨年来日し、この地域特有の問題を訴えた( スピーキング・ツアー )。この地域には、日本政府がイスラエル当局といっしょになって、「支援」という名の開発計画を進めているが( 「平和と繁栄の回廊構想」 )、入植地経済を前提として進めているというたいへんに問題の多い計画である。
 これについては、上記サイトのほか、ファトヒさん来日時のインタヴュー記事も含めた雑誌の特集号 『月刊オルタ』07年12月号 を参照してほしい。

 このファトヒさんが中心となって新たに立ち上げたサイトが、これ Jordan Valley Solidarity だ。News のコーナーには一部日本語に訳された記事も掲載されている。

ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉

Posted by:情報センター・スタッフ

  ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉

 東京で今年の9月に立ち上がった、パレスチナに関わる新しい会です。
 長期的な視野に立って、そして音楽や映像や料理など具体的な現地の文化活動にも関心を寄せながら、パレスチナ問題に関わる活動を展開していくことを目指しています。
 詳しくは、 ミーダーンについて をお読みください。

 ウェブ中心の活動団体ではありませんが、ブログ形式の上記サイトでもある程度発信をします。
 ここの情報センターのスタッフのなかにも、ミーダーンに参加している人もいるので、今後、どういう関係を発展させられるか、考えていきたいと思います。

バラータ難民キャンプの若者たち

Posted by:情報センター・スタッフ

バラータ・キャンプ・ネット

 パレスチナのヨルダン川西岸地区北部、ナブルス近郊に位置するバラータ難民キャンプは、キャンプのなかでも最大規模であることに加えて、強い抵抗運動でも知られ、また逆にそれに対するイスラエル軍の激しい弾圧も日常化しているところです。
 そのバラータ難民キャンプの状況を豊富な映像で伝えているグループがあります。動画をダウンロードすることもできます。

 さらに、そのサイトのなかにある、 ピクチャー・バラータ・ネット は興味深いプロジェクトです。10代の若者たちが、写真を通して表現をする手段を学んでいます。一人一人のプロフィールも出ていて、具体的な「顔」が見えるのもすばらしい。

ジャズ奏者/作家、ギルアド・アツモンのウェブサイト

Posted by:早尾貴紀

Gilad Atzmon
gilad.co.uk

 スタッフ・ノート( 真のディアスポラ文学!? )でも取り上げた、イスラエルを亡命したジャズ奏者にして作家のユダヤ人、ギルアド・アツモンのウェブサイトです。このなかの「Politics」コーナーに政治的エッセイがあり、そこに極端なまでのストレートなシオニズム批判がたくさん書かれています。
 あえて煽情的にイスラエル批判やシオニスト知識人批判をしているので、ときおり短絡をかんじることもありますが、それもまた野蛮なるアツモンならではの書きっぷり。彼の本領はむしろぶっ飛び小説と、そして何よりパレスチナ人とのコラボレーションによるジャズ演奏にあるので、時事的エッセイはちょっと物足りないかも。
 やはり、『迷える者へのガイド』(茂木健訳、東京創元社、2004年)をこそ読んでほしいと思います。

 なお、ギルアド・アツモンが、パレスチナ議会選挙でハマスが圧勝したことにイスラエルや欧米が過度な拒絶反応を示していることを痛烈に批判した文章(上記サイトにも掲載されている)を、 『現代思想』の06年5月号:特集「イスラームと世界」 に翻訳掲載しました。「パレスチナ議会選挙、ハマス勝利に関する三つの考察」というタイトルです。全面的に賛同しているわけではありませんが(訳したからといって、著者と同意見ではないのはもちろんです)、あくまで欧米のダブルスタンダード批判と、イスラエルのいわゆる「左派」の欺瞞への批判としては、大切なものだと思いましたし、またそれがイスラエル生まれのユダヤ人によってなされていることは強調すべきでしょう。
(ついでながら、このアツモンの文章の補足として、早尾が「「民主的世俗的パレスチナ」・「民主的ユダヤ国家イスラエル」・「二民族共存国家」――パレスチナ/イスラエルにおける国家理念の行方」というエッセイを書きました。これも合わせてご一読いただければと思います。また、他にもこの特集号には重要な対談や論考が収録されています。購入されることをお勧めします。)

Self- Hating and/or Israel-Threatning LIST

Posted by:早尾貴紀

Self- Hating and/or Israel-Threatning LIST、略して"S.H.I.T. List !
masada2000.org/list-A.html

  http://masada2000.org という、パレスチナ人の存在そのものを否定するとんでもないサイトの中にあるユダヤ人リストなのですが、タイトルを文字どおりに解釈すれば、「ユダヤ人であることを自己嫌悪するユダヤ人」と「イスラエルの存在を脅かすユダヤ人」のブラック・リスト。ユダヤ学をしている友人から教えてもらいました。 続きを読む ...

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